海外市場に向けて「和牛＋カッティング技術指導」のセット販売促進を目的とし、日本の豊かな食文化をより魅力的に伝えるPR動画を制作しました。

構成は、牛の飼育風景からセリ会場、カッティング作業、料理のイメージカットまでを一連で描き、和牛が食卓に届くまでの流れを物語のように表現。
イベント会場での放映を想定し、立ち寄った方が思わず足を止めるよう、和を感じさせるBGMとモーショングラフィックスを融合させ、「ポップさ」と「和」の調和でインパクトある映像に仕上げました。

撮影の際、初めて訪れたセリ会場では、徹底された衛生管理や美しく吊るされた枝肉の姿に圧倒され、赤身とサシの絶妙なバランスから高品質さが一目で伝わりました。
その中で、より良い肉を見極めるミートフーズ華松 松尾氏の鋭い眼差しがとても印象的で、食に携わるプロの一流の姿勢を間近で感じることができました。

普段、私たちは当たり前のように美しくカッティングされた肉を口にしていますが、その背景にある技術や文化の尊さを改めて実感。
制作者としても強く思い入れのある作品となりました。