インタビュー INTERVIEW

大江さま
元々、取締役の伴さんと以前からお付き合いがありましたね。
SNSで私の活躍も見てくださっていて、「海外向けのECの話があるんですけど、大江さんのところどうですか」とお誘いいただいて、ぜひお願いしますというのがスタートでした。

BPLUST
正直、あれは成果に繋がりませんでしたね。

大江さま
目に見えた成果はありませんでしたが、私の立場からいうと「海外向けにも進出してます」という肩書が一つ付いたのは大きなメリットでした。失敗とは思っていません。

利益は出てないけど、お金だけが利益じゃないので。

インターネット上で物を売るという仕事は信用・信頼が大切ですので、海外ECに出店できたということで、信用度・信頼度は一段階上がったと考えています。

BPLUST
ちょうどその頃、大江さんの美容室とコスメブランドのサイトをリニューアルされたタイミングでしたが、プロモーションを特段されてないということでしたので、私たちにお手伝いさせていただけませんかというところから始めさせていただきましたね。

大江さま
ウェブサイトや通販サイトを全部自分で作っていた時期もありました。何でも自分でやらないと気が済まない性格なんですよ。でも、プロに見てもらうと、「もっといろいろできることがありますよ」とは言われていました。

私が作ったHPでも結構な売り上げがあり、プロが作ったらもっと売り上げ上がるよというのは散々聞いていたので、どこかのタイミングでプロにお願いしたいなと思っていた時に、ご縁が繋がったんです。

BPLUST
最初はそこまで乗り気ではなかったですよね。

大江さま
どうしようかなって、一瞬思ったんですよ。

BPLUST
本当にそういう感じでしたよ。
自分が作ったものと、私たちが作ったもので、何がどう変わるのかということが良く見えないですね、のようなことを仰って。

大江さま
そういう感じでした。自信家なので。費用対効果はどうかな、とか。ただ私自身、年齢を重ねてきて、自分の時間を作っていくということが生き方としてすごく大事だと思うようになりました。

利益だけを追求するよりも、時間を作っていけるような人間になりたいなと思っているので、それなら今まで自分がやっていたことの時間を他の人に任せるというのは、経営者として当然かなと思いました。

BPLUST
大江さんは動画を企画、撮影、編集とすべてご自身でやられていて、それがなかなかレベルが高いので、人に任せる意義を見出しにくいんだろうなというのはとてもわかりました。とりあえず一度任せてみますか、という感じでしたよね。

それでうまくいかなければ、またご自身でプロモーションする、という風になるのは当たり前のことだと思います。

大江さま
最初に提案されたのは、BtoB（企業が企業に対してモノやサービスを提供するビジネスモデル）ではなくてBtoC（企業がモノやサービスを直接一般消費者に提供するビジネスモデル）でやっていきませんか、というものでしたね。

うちはtoCではなくtoBで広げていかないとダメだ！という考えでずっとやってきたのですが、提案を受けてやってみた結果、私たちが今までやってきた売り方とは違う目線で商品をPRしてもらえたので、やはりやってみなければわからないと、toCを続けていこうという気持ちになるくらいの変化はありましたね。

BPLUST
意識が変わったということですね。

大江さま
そうですね。今まではtoCはまったく狙っていませんでした。一般のお客様は、最初に購入して次の商品を購入されるまでに2か月から３か月くらい期間が空きますよね。

それと比較すると、toBの場合は一週間に何十人何百人というお客様に使用するので、商品の回転が速いんです。

ですから、使用頻度の高いtoBに力を入れていった方が圧倒的に売上が伸びるし、商品が回って在庫を増やすこともできて、その分単価も下げれるんですよ。

そういうことで、いかに商品を回転させるかということを考えてきたのですが、toBの欠点として、次から次に新しい商品や情報が出続けるので、商品を入れ替えられてしまう場合があります。

でも、一般のお客様は、一度気に入った商品があると意外と同じものを使い続ける傾向があるんですよね。

期間は空くけど、ずっとリピートして使ってくださるので、そういった関係性をお客様と繋いでいくというのは、美容室での施術はもちろんですが、コスメの方も大事だと感じるようになりました。

BPLUST
他にも手応えを感じたプロモーションはありましたか

大江さま
これまで私自身、クーポンや値引きといったことにはまったく興味がなかったのですが、BPLUSTさんから提案を受けて、食わず嫌いはいけないなと思って一度やってみることにしました。

そしたら自分で考えていたよりお客様の反応が良かったりして、やっぱりそういうことを求めているお客様もいらっしゃるんだなと、ニーズがあるなら少し続けてみようかなという気持ちになりました。

WEB広告用のランディングページの制作、WEB広告素材制作・配信管理をおこなっています。

ランディングページとは、商品の検索結果や、表示される広告、SNSなどから流入した訪問者を、ダイレクトに注文やお問い合わせに繋げることに特化したページのことをいいます。

それぞれ消費者に何を訴えかけるかで見せ方を変えていて、髪がサラサラとしている動きで見せることもありますし、機能性だったり、美容師さんが開発したというストーリー性に価値を置いているものもあります。
この訴求によって効果は全く変わります。私たちの仕事は、作って配信をはじめてからがスタートだと思っています。

広告だけでなく、LPを見た方がどのような動きをしたのかまでを分析して改善点を見つける作業を繰り返すイメージです。

テレビCMとウェブ広告では、作り方のロジックがまったく違います。

テレビで売れるため、ウェブで売れるためにどうするかというところから逆算をしていって、お客様のヒアリングをしながら、訴えかけるポイントを考えていきます。

それができるのは、これまでお客様と一緒に積み重ねてきた経験によるものですし、テレビとウェブ両方できるというのも強みだと思っています。

お客様の中には、とりあえずウェブ広告を出しておけば大丈夫だろうと考える方もいらっしゃいます。

ただ、単純にお店や商品の名前を知ってもらいたいという場合、一人当たりに情報を届ける単価で考えると、ウェブ広告よりもテレビCMの方が格段に安かったりすることがあります。

なんとなくテレビCMは高いイメージがありますが、目的によってはテレビCMの方が効率的なこともありますので、BPLUSTであればお客様のニーズに応じて両方提案することができます。

そうなんですよ。

うちはテレビCMもお願いしてますが、最初はやっぱりものすごい金額かかるんだろうなと思ってました。

それで金額を聞いてみたら、あ、良心的ですね、と。

これは、決まっていません。

これくらいの期間をかけた方が効果は見えやすいですよ、というのがないわけではないのですが、それはお客様次第だと思っています。

効果があるかないか分からないのに最初から何十万や何百万と言われても、ちょっとそれは払えないなと思われて当然です。基本的には、一回だけやってみたいというようなお客様のご相談にスポット的に乗って、喜んでいただいた結果、長く続けていただけるということが多いです。

広告に対しての効果が出るにはこれくらいの期間がないとなかなか表れにくいというのは、ちゃんと説明がありましたよ。

そこを納得した上で、どこまでかけるか、かけられるかということを考えながら契約をしました。

この広告を通じて先月はこれだけ売れました、今月はダメでした、この広告はあまり効果がありませんでした、というところまで報告します。

そういった分析をしながら、じゃあ次はこうしましょう！と新たな提案や改善を行います。

もちろんです。

私が「次はこういうPRをしてもらえますか？」と言うと、自分では作れないクオリティで作ってもらえるのはもちろんなのですが、仕事にスピード感があるんです。

自分だとスピード力を上げて作れと言われたら、どうしてもクオリティが下がってしまいます。

そこをクオリティを落とさずにスピード感を持って仕事をしてもらっているので、お金を払う価値を感じています。

私が作る動画は、私の自己満足なんです。

「俺すごいだろ」というのが出てしまっている。

BPLUSTさんが作る動画は、そういういやらしさがないと言うか、一般の方向けに「素晴らしい商品ですよ」というのをきちんと訴えかけるものでした。

そういうことにも、プロモーションをお願いしてみて気付きましたね。

一番は、自分の時間をフル活用できるようになったことです。

以前は本当に一から十まですべて自分でやってましたし、美容師向けのセミナー開催で全国を飛び回っていました。

そうやってバリバリ働くタイプだったのですが、自分の時間を作りながら働くことがかっこいい生き方だなと思うようになってきたので、そこに対するいいお金のかけ方ができていると思います。

もう一つは、自分とは異なる視点でお客様への提案ができるということですね。

自分が社長で、自分で作ってきた商品なので、自分の中で「こうじゃなきゃ売れない！」というのがあったのですが、そういったものがいい意味で崩れたと言いますか、自分が見えていなかったものに気付かされました。

別の切り口で物事を見るというのは大事だと改めて思いましたし、広告をお願いしてはいますが、うちの足りない部分や見えていない部分の意見を出してもらえるので、マーケティングのコンサルに入ってもらっているようなものですね。

もちろん、物を売って稼ぎたいという人でもいいとは思うのですが、売上という結果だけに注目せずに、別の広がりに価値を感じられる人がいいかなと思います。

任せた時間を使って新しいことができたりとか、自分の考えや視野が広がったりとか、そういうことに価値を見出せる人ですね。

テレビという大きなメディアと繋がっている会社なので、テレビ番組内での商品の紹介や、プレゼント企画でうちの商品を提供させて頂いたりですとか、そういったことをやってみたいです。

まずはお客様にうちの商品を知っていただかないと意味がないですし、テレビに出ているという信用度は、特に地方で商売している私たちにとっては、すごく大きいものだと思います。

まだまだこれから事業を広げていきたいと思っているので、どんどん広げていくからにはもっと知っていただいて、信用度を上げていきたいなと思っています。

いろいろな提案をしながら二人三脚で頑張らせていただきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いいたします。

本日は誠にありがとうございました。